PR

倉庫作業で背中と腰を壊した40代の後悔|整体に5年通い回復した男性の話

健康・生活習慣の後悔体験談アイキャッチ|人生の後悔リアル図鑑 健康・生活習慣の後悔
この記事は約14分で読めます。

自分の背丈より高い棚から、ダンボールを降ろそうとした、その瞬間でした。

背中に激痛が走って、そのまま床に倒れ込み、動けなくなった。

これは、重い荷物を扱う倉庫の仕事で背中と腰を壊し、退職してからの十数年を、痛みと付き合いながら生きてきた男性の話です。

📌 体験者プロフィール

年代・性別:50代以上の男性(体験当時は30代後半〜40代)

関連カテゴリ:健康・生活習慣(仕事による身体の故障)

体験形態:実体験ベース

該当領域:背中・腰の椎間板ヘルニア/長期の通院と回復

※プライバシー保護のため、個人が特定されない範囲で仮名化・一部詳細を変更しています。

重い荷物に囲まれていた、倉庫作業員の毎日

30代の後半から40代の初めにかけて、作業着や作業用の靴で名前の知られた会社の、物流倉庫で働いていました。

仕事の中身は、ピッキングをする人のために棚へ商品を補充したり、入荷してきた荷物を受け取ったり。とにかく重たい荷物を日常的に扱う、肉体労働がメインの仕事です。

棚に箱ごと商品を上げたり、自分の背丈より高いところに持ち上げたり、また降ろしたり。そういう動きの繰り返しでしたから、背中と腰には、どうしたって負担がかかっていたんだと思います。

その頃は、まさかこれで身体を壊すことになるなんて、考えてもいませんでした。

高い棚から荷物を降ろした瞬間、背中に激痛が走った

倉庫に入ってしばらくしてのことです。

自分より高い棚にあった、ダンボールに入った品物を降ろそうとしました。中身は重たくて、やっぱり負担が大きかったんでしょうね。降ろしたその瞬間、背中に激痛が走って、そのまま倒れて動けなくなってしまったんです。

今になって思えば、このときに背中を大きく痛めたのかなと思います。

あのとき、すぐに辞めてきちんと治療をしていれば。そう、後悔しています。

腰用ベルトと、柔道で痛めていた腰

それからしばらくして、腰用のベルトをつけて作業するようになりました。

ただ、もともと柔道をやっていて、そこでも腰を痛めていたんです。だから余計に、腰には痛みを感じやすかったんだと思います。

ベルトをすればなんとかなる、そのくらいの気持ちでした。本当はもう、その時点で身体は限界に近づいていたのかもしれません。

何年もかけて、痛みは静かに悪化していった

何年か仕事を続けるうちに、背中や腰の痛みは少しずつ悪化していきました。

すぐに整形外科で診てもらったり、整体で一度きちんと見てもらったり。そうしておけばよかったのかなと、これも後年になってから後悔したことのひとつです。

痛いのは痛い。でも、まだ動ける。そうやって、だましだまし働き続けてしまったんですね。

関連記事:『少し痛いだけ』と放置した膝の違和感|半月板損傷で手術になった10代女性の後悔

背中の激痛、腰と手のしびれ、回らない首

やがて、日常の生活にも支障が出るようになりました。

背中は激痛がするときがあり、腰はしびれる。しまいには手のほうまで何かしびれてきて、首も回らないくらい硬くて痛い感じが続いて、眠れない夜も多くありました。

あとで整体の先生に聞いてわかったことなのですが、排便のときにも困難を感じることがあって、それも困っていました。

身体のあちこちが、もう悲鳴を上げていたんだと思います。

40歳を超えて、もう限界だと退職した

40を越えてから、もう限界だということで、会社の人に相談して、退職することにしました。

雇ってもらった会社を辞めるというのは、正直ためらいもありました。でも、このまま続けても身体がもたない。それだけははっきりしていました。

整形外科で告げられた、ヘルニアと曲がった背骨

辞めたあと、整形外科に通っていろいろと調べてもらうと、背中のヘルニアや、腰を悪くしているとのことでした。

背中の一部は、もともとの猫背もありますが、骨が曲がっているところがあると言われました。

数字や病名で改めて突きつけられると、ああ、ここまで来てしまったのかと、こたえるものがありました。

横になって眠れず、椅子で夜を越す日々

辞めたあとは、とにかく背中のせいで、それまで持てていたものが持てなくなったり、普通にできていたことができなくなったり。

何より、横になって眠れなくなったんです。

仕方がないので、椅子に座ったまま寝たり、立ったまま壁に寄りかかって寝たり。精神的な面も含めて、最初の1年、2年は本当にしんどかったです。

寝具を全部買い替え、枕難民になった

寝具も、それまでのものは使えなくなったので、すべて買い替えて、今の身体に合わせたものを、いろいろなお店を回って探しました。

首も痛めていたので、枕が使えなくなったんです。これがいいと聞けばすぐに試して。いわいる、枕難民という状態でした。

結局どれも合わずに、枕なしで寝ることにして。枕を使って寝られるようになったのは、それから5年以上も先のことでした。

リハビリでは良くならず、心まで荒れていった

整形外科ではリハビリもしていたのですが、あまり変化がなかったので、そこに通うのはやめました。

早く治したいのに、真面目に通っていても全然良くならない。そうすると、焦りやイライラが日に日に強くなって、自分自身も荒れてきてしまうんですね。

身体が痛いと、心まで一緒に削られていくんだなと、このとき初めて知りました。

整体巡りの末に、信じられる先生と出会えた

そこからは、整体巡りをして、ようやく、何件も通った末にいい先生に巡り合うことができました。

整体って、本当に星の数ほどあります。ですが、自分の症状を的確に、効果が出るように直してくれる先生と巡り合うのは、本当に大変なんだなと思いました。

その先生は、とにかく話も合うし、わからないことを聞けば優しく丁寧に教えてくれて。だから先生を信じて、余計なことは考えず、毎週1回、真面目に通うようにしました。

その整体には5年以上、今でも通っています。先生の施術がよかったのか、見てもらってからは、背中も腰も前より良くなっていきました。とにかく身体のことしか考えられなかったので、治療に専念したんです。

車で遠くまで行けるようになった、回復の実感

車に乗るのも大変で、最初は近い距離しか行けなかったのが、だんだんと、最近は遠くまで行けるようになってきました。

あまり身体を曲げることもできなくて、とにかく痛いとばかり感じていましたが、数年後には、かなり良くなってきたんです。

少しずつ、できることが増えていく。その実感だけが、支えでした。

壊れる前の枕で朝まで眠れた日、泣いて喜んだ

あるとき、何気なく、身体を壊す前に使っていた枕を使ってみたんです。

痛いのは痛いのですが、なんと、朝までそのまま寝ることができました。

そのときは、本当に泣いて喜びました。当たり前に眠れるということが、こんなにありがたいものなのかと。

重い物は持てなくても、自分のことは自分でできる

重たい物を持ったりはできなくなりましたが、日常のことは、自分でできるところまで回復しました。

完全に元通り、とまではいきません。でも、あの動けなかった頃を思えば、これは十分すぎるくらいの回復です。

「真面目にやってきたのに、なんで」退職直後の闇

仕事を辞めた直後は、

「どうしてこんなことになったんだろう」

「真面目にやってきたのに、なんでだ」

と、精神的に本当にしんどい時期でした。

ノイローゼのようになって、何もかも投げ出してしまいたいと思うほど、追い詰められたこともあります。なにより、健康があってこそなんだなと、痛感しました。

会社のために、身体を顧みず働いていた

倉庫の仕事をしているときは、雇ってもらったんだから会社のために頑張らないと、という精神で、自分を顧みずに働いていたと思います。

頼まれたら断らないで、遅くまで残ったり。無理をして、休んでいる人の分まで働いたり。自分の身体に負担をかけすぎて、ちっとも大切にしませんでした。

尽くした会社は、何もしてくれなかった

そんなに尽くした会社も、こういう状態になっても、特になにもしてくれませんでした。

あれはいったいなんだったんだろうと、後悔する日々ばかりでした。

割り切れたかと言われると、今でも、どうなんでしょうね。

自分の健康あっての人生だと、今は思う

何よりも、自分を一番大切にしないと。

お金とか会社とかの前に、自分の健康あっての人生なんだと、これが大きな教訓になりました。

もし今、痛みをだましだまし働いている人がいるなら。ベルトを巻いてでも続けてしまう前に、一度立ち止まってほしいなと思います。身体は、一度壊すと、戻すのに何年もかかりますから。

関連記事:夜食をやめられず腎臓を悪くした50代男性の後悔|眠るために食べ続けた1年

編集部より

重量物を扱う仕事の腰や背中の故障は、一度の事故よりも、日々の負担の積み重ねで静かに進むことが多いものです。今回印象的なのは、「少しの痛み」を腰用ベルトでしのいだ数年が、結果として椎間板ヘルニアという形で表面化した点。初期の違和感のうちに受診や作業内容の見直しへ動けるかが、その後を大きく左右しやすい領域です。また、整形外科のリハビリでは変化が見えず、相性の合う整体に出会うまで何件も巡ったという経緯も、慢性的な痛みを抱える人に共通しがちな現実です。合う施術者にたどり着くには時間がかかり、その間の焦りが心まで削ることも少なくないようです。

困った時の選択肢

【痛みで、心まですり減ってしまったという方へ】
体の痛みが長引くと、焦りやイライラで気持ちまで荒れて、眠れない夜が続くことがあります。そんなときは、今の自分の状態を言葉にして眺めるだけでも、少し整理がつくことがあります。Awarefy は、日々の感情を記録して自己理解を深めるためのセルフケアアプリです。
気持ちの整理から始める|心のAIパートナー【Awarefy】(自己理解・セルフケアアプリ)

そのほか、状況に合わせて選べる窓口もまとめておきます。

・体幹や姿勢から腰の負担を減らしていきたい(女性向け/男性はRintosullまたはLAVAコラボの一部店舗のみ)
 → 体幹・姿勢を無理なく整える|Rintosull(マシンピラティス・見学/体験)

・痛みで眠れない夜の「寝床まわりの環境」を見直したい
 → 加重ブランケットで寝床の環境を整える|ハグラビ

・割り切れない気持ちを、誰かに聞いてほしい
 → オンラインカウンセリング cotree

仕事が原因の体の不調は、労災の対象になることもあります。気になる場合は勤務先の産業医やお住まいの地域の労働基準監督署に相談できますし、つらい気持ちが続くときはよりそいホットラインが無料で相談に乗ってくれます。

腰や背中の痛みとの付き合い方を、誰かの工夫から知りたくなったら、気になった一冊を、まず無料で試す方法もあります。
・読んでみる
 → Kindle Unlimited(30日間無料体験)
・聴いてみる
 → Audible(30日間無料体験)

そして、座っている時間や車での移動が腰にこたえるなら、体重を分散してくれる腰用のサポートクッションを一つ使ってみると、日々の負担が少し軽くなることがあります。

タイトルとURLをコピーしました