PR

彼に合わせて理系を選び全落ちした後悔|浪人で勉強法を変え第一志望に受かった女性の話

進学・学歴の後悔体験談アイキャッチ|人生の後悔リアル図鑑 進学・学歴の後悔
この記事は約12分で読めます。

結果は、全落ちでした。

合格発表の画面に自分の番号がなかったあの瞬間、頭の中で「終わった」という言葉だけがぐるぐる回っていました。これは、進路を自分でちゃんと考えず、付き合っていた彼に合わせて決めてしまった私が、一度すべてを落としてから、浪人でやり直すまでの話です。

📌 体験者プロフィール

年代・性別:20代女性(受験当時は高校生)

関連カテゴリ:進学・学歴

体験形態:実体験ベース

進学先:浪人を経て第一志望の大学に合格

※プライバシー保護のため、個人が特定されない範囲で仮名化・一部詳細を変更しています。

勉強より、彼のことばかり考えていた高校時代

当時の私は、勉強よりも恋愛を優先していました。付き合っていた彼のことばかり考えていて、毎日連絡を取ったり、会う予定を立てたりすることが生活の中心になっていました。

「高校生活なんて一度きりだから、楽しんだ方がいい」。そんなふうに思っていて、受験のことはまだ先のことだと、どこかで本気にしていなかったのだと思います。

今になって振り返ると、自分の進路を自分でしっかり考えなかったこと、そして受験そのものをどこか甘く見ていたことが、最初のつまずきだったように感じます。

「私も理系にしようかな」と、彼に合わせて決めた進路

彼は理系に進む予定でした。私はその影響をかなり受けていて、特に深く考えることもなく、「じゃあ私も理系にしようかな」という軽い気持ちで理系を選びました。

でも本来の私は、数学が得意ではありませんでした。むしろ苦手な方で、テストでも安定して点数が取れるわけではなかったし、解説を読んでも理解に時間がかかることが多かったです。それでも「頑張ればなんとかなる」と、軽く考えていました。

自分の適性ではなく、隣にいる人の進路に引っ張られて決めてしまった。あの選択が、後からずっと自分を苦しめることになります。

関連記事:アメリカ留学を諦めた高3の選択への後悔|50代でJICA協力隊に飛び込んだ女性の話

数学に何時間もかかり、他の教科が回らなくなった

実際に理系に進んでからは、本当に苦労しました。特に数学は大変で、1問解くのに何時間もかかることがありました。解説を見ても途中式の意味がわからず、何度も読み返して、やっと少し理解できるような状態でした。

数学に時間を取られすぎてしまい、英語や国語など、他の教科に十分な時間を使えなくなっていきました。一つの苦手が、全体を巻き込んで崩していく感覚でした。

関連記事:文学部を受けなかった後悔|経済学部で苦労した30代男性が大学卒業後に気付いた本当の興味

こんなに勉強しているのに、なぜ伸びないんだろう

周りの人たちは普通に問題を解いているように見えるのに、自分だけ全然追いつけていない。そんな感覚がずっとありました。

勉強時間自体は、長かったと思います。それでも、長時間机に向かっていても、思うように成績は上がりませんでした。「こんなに勉強しているのに、どうして伸びないんだろう」。その頃は、ずっとそう思っていました。

「夏から本気で間に合った」という話を、都合よく信じていた

その時期の私は、SNSやネットの体験談を、かなり都合よく信じていました。「夏休みから本気で始めたけど逆転合格できた」「部活引退後から頑張って間に合った」。そういう話を見ては、自分もまだ大丈夫だと思い込んでいました。

だから危機感を持ちきれず、友達と遊びに行ったり、スマホを長時間見たりしてしまっていました。自分に都合のいい話だけを、無意識に選んで信じていたのだと思います。

本当は、できない自分を見るのが怖かった

もちろん、その時も「本当はもっと勉強しないといけない」という気持ちはありました。ただ、現実を見るのが怖かったのだと思います。

勉強してもできない自分を認めたくなくて、「まだ本気を出していないだけ」と考えることで、なんとか安心していました。本気を出していないことにしておけば、できない理由を自分のせいにしなくて済んだのです。

解き方だけ覚えて、なぜそうなるかを考えていなかった

塾は地元の塾に通っていました。当時はそれが普通だと思っていたのですが、今振り返ると、自分には合っていなかった部分も大きかったと思います。

そもそも、勉強のやり方そのものを理解できていませんでした。問題の解法だけを覚えて、なぜその解き方になるのかを深く考えないまま進めていたのです。だから、少し問題の形式が変わるだけで、途端に解けなくなることが多かったです。

直前に焦っても、積み重ねは戻ってこなかった

受験直前になると、かなり焦り始めました。でも、それまで積み重ねてこなかった部分は、簡単には埋まりませんでした。

模試でも思うような結果は出ず、不安だけがどんどん大きくなっていきました。焦りで埋められるものなら、とっくに埋めていたはずなのに。

本番当日、問題を見た瞬間に頭が真っ白になった

本番当日も、自信を持って受けられた教科はほとんどありませんでした。問題を見た瞬間に焦ってしまい、普段ならできたはずの問題でも、頭が真っ白になることがありました。

試験が終わるたびに、「たぶん、だめだった」と感じていました。終わったあとの、あの何とも言えない重さは、今でも覚えています。

番号のない画面を見て、「終わった」と思った

結果は全落ちでした。

合格発表を見た時は、本当にショックでした。番号がない画面を見た瞬間、「終わった」と思いました。今まで自分がしてきたことを、一気に後悔しました。

「もっと早く勉強していればよかった」「なんであの時、遊んでいたんだろう」「なんで自分に合わない理系を選んだんだろう」。何度も、何度も、そう考えました。

進学していく友達の中で、自分だけ止まっていた

周りの友達は進学先が決まり、新生活の準備を始めていました。その中で、自分だけが取り残されているような感覚がありました。

かなり落ち込みましたし、しばらくは何も考えたくありませんでした。みんなが前に進んでいくのを、ただ眺めているしかない時間でした。

それでも終わりたくなくて、浪人を決めた

それでも、このまま終わりたくないという気持ちはありました。後悔したまま諦めるのが嫌で、浪人することを決めました。そして、大手の塾に入りました。

落ちた直後の自分にとって、それが唯一、前を向ける選択肢だったのだと思います。

今までの勉強は、本質を何もわかっていなかった

浪人して最初に感じたのは、「今までの勉強方法は、間違っていたんだ」ということでした。

授業を受けていても、毎日のように新しい発見がありました。英語は、ただ単語を覚えるだけではなく、文構造を意識して読む方法を教わりました。現代文も、感覚で読むのではなく、文章の論理を追う読み方を学びました。数学も、「なぜその式変形をするのか」「どういう発想で解法にたどり着くのか」という部分を、丁寧に教えてもらいました。

今まで自分は、ただ問題を解くだけで、勉強の本質的な部分を何も理解していなかったのだと思いました。毎日授業を受けるたびに、「ああ、こうやって解くのか」「もっと早く、こういう勉強を知りたかった」と感じていました。

苦手だと思っていたのは、もしかしたら数学そのものではなく、教わり方だったのかもしれない。そう思える瞬間が、少しずつ増えていきました。

大学生の友達がまぶしくても、もう逃げなかった

浪人生活は、楽ではありませんでした。周りの友達が大学生活を楽しんでいるのを見ると、自分だけ止まっているように感じることもありました。模試の結果が悪いと、「また落ちたらどうしよう」と不安になる日もありました。

それでも、現役時代とは違い、逃げずに勉強と向き合うようになっていました。

なぜできないかを考えるようになって、少しずつ伸びた

できない問題があっても、「自分はできないから無理だ」と投げ出すのではなく、なぜできないのかを考えるようになりました。

その結果、少しずつですが、成績が伸びていきました。以前は全く歯が立たなかった問題が解けるようになり、自分でも成長を実感できるようになっていきました。できなかったことができるようになる感覚は、現役の頃には一度も味わえなかったものでした。

第一志望に合格して、嬉しさより安心が大きかった

そして最終的に、第一志望の大学に合格することができました。

合格発表を見た時は、嬉しいというより、安心した気持ちの方が大きかったです。「やっと終わった」と思いました。同時に、「ちゃんと努力すれば結果は変わるんだ」と、初めて実感できました。

それでも、高校時代の自分への後悔は消えない

今でも、高校時代の自分には後悔があります。もっと早く現実と向き合っていれば、もっと違う受験生活になっていたと思います。

特に、自分の進路を他人に合わせて決めてしまったことは、本当に良くなかったと感じています。あの選択さえなければ、と思う気持ちは、合格した今でも完全には消えません。

自分の人生は、自分で考えて決めるものだと知った

この経験を通して、自分の人生は自分で考えて決めることが大切だと学びました。また、勉強はただ長時間やればいいわけではなく、正しい方法で積み重ねることが重要だということも、強く感じました。

受験はかなり苦しかったですが、浪人して本気で勉強と向き合った経験は、今の自分にとって大きな意味があったと思っています。

編集部より

進路を決めるとき、自分の得意や興味より、身近な人の選択や“なんとなくの雰囲気”に引っ張られてしまう人は、けっして珍しくありません。今回の体験で印象的なのは、苦手だった数学そのものよりも、「なぜその解き方になるのか」を一度も教わらないまま解法を丸暗記していた、という詰まり方です。現役で伸び悩む受験生の多くが、勉強量ではなくこの一点でつまずきます。浪人して初めて本質的な学び方に出会えたという話は、裏を返せば、正しいやり方にさえ出会えれば結果は変わりうる、ということでもあります。

困った時の選択肢

【「なぜそうなるのか」から教わって、勉強法ごと変えたいという方へ】
解き方を丸暗記しても、問題の形が少し変わると解けなくなる——その壁は、独学より「なぜその式変形をするのか」を1対1で教われる環境で越えやすくなります。e-Live は、小中高生向けのオンライン家庭教師で、無料体験から始められます(受験生本人にも、お子さんの進路を考える保護者の方にも)。
「なぜ」から教わるオンライン家庭教師|e-Live(無料体験)

そのほか、状況に合わせて選べる窓口もまとめておきます。

・まずは気軽に、無料体験から学び方を試してみたい(総合型・習い事も)
 → 無料体験から試せる総合型オンライン家庭教師|まなぶてらす

・進路を、他人に合わせず自分で考えて決めたい
 → 心のAIパートナー【Awarefy】(自己理解・セルフケアアプリ)

・受験のプレッシャーや取り残され感を、誰かに聞いてほしい
 → オンラインカウンセリング cotree

受験のプレッシャーや進路の悩みで気持ちが苦しいときは、よりそいホットラインが無料で相談に乗ってくれます。

勉強のやり方そのものを見直したくなったら、気になった一冊を、まず無料で試す方法もあります。
・読んでみる
 → Kindle Unlimited(30日間無料体験)
・聴いてみる
 → Audible(30日間無料体験)

そして、「長く机に向かう」より「正しく積み重ねる」を形にするなら、その日の学びを記録できるスタディプランナーを一冊用意して、計画と振り返りを習慣にしてみるのもひとつです。

タイトルとURLをコピーしました