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「お母さんと結婚するわけじゃない」と軽く考えた27歳の結婚への後悔|50代女性の話

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「お母さんと結婚するわけじゃないから」。

26歳で婚約を決めたとき、私は本気でそう思っていました。

あれから27年が経った今、私は毎日のように、その一言を後悔しています。

これは、人生で一番重い決断を「とりあえず」という言葉で済ませてしまった27歳の女が、義母の束縛と夫の言いなり生活に呑まれ、もう取り返しのつかないところまで来てしまった50代女性の話です。

📌 体験者プロフィール

年代・性別:50代女性(体験当時は26歳の婚約・27歳の結婚〜現在)

関連カテゴリ:結婚/義家族問題/結婚生活の後悔(現在進行形)

体験時期:26歳の婚約〜結婚27年継続中/50代の現在進行形

体験形態:実体験ベース

後悔のテーマ:「お母さんと結婚するわけじゃない」と軽く考えた結果、義母の束縛・夫の言いなり・経済的呪縛で離婚できず27年が経過

※プライバシー保護のため、個人が特定されない範囲で仮名化・一部詳細を変更しています。

「お母さんと結婚するわけじゃない」と軽く考えた27歳の選択

婚約は26歳のとき。当時は周囲がどんどん結婚していく時期で、私はかなり焦っていました。プロポーズされて、深く考えずに「悪い条件ではないし、今から他の相手を見つけるのも面倒だな」と思ったのが本音です。それで、結婚という人生で一番大きな選択を、まるで日用品の買い物を済ませるような感覚で決めてしまいました。

付き合っていた頃から、彼のお母さんが「明らかに大問題」であることは感じていました。やたらと干渉が強く、息子の生活に細かく口を出してくるタイプ。それでも私は「お母さんと結婚するわけじゃないから」と自分に言い聞かせていたのです。

今思えば、本当に若くて無知で浅はかでした。結婚は、相手だけではなくその家族と縁を結ぶ行為なのに、その当たり前の事実から目を逸らしていたのです。

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結婚式で皆に心配された違和感、それでも「とりあえず結婚するわ」と答えた日

結婚式の準備が進むにつれ、いろいろな人から心配の声が届きました。友達、母の友人、家族、親戚——。

「あのお母さんで、本当に大丈夫なの?」「もう一度よく考えたほうがいいんじゃない?」

そう何度も言われたのに、私はお気楽に「とりあえず結婚するわ」と答えていました。

「とりあえず」という言葉を、私は今も覚えています。人生で一番重い決断を、その言葉で片付けてしまった27歳の自分。婚姻届の紙はたった一枚。でも、その紙一枚の重さに気づくのは、結婚した後でした。

心配してくれていた人たちは、私が見えていなかった未来を、もう見えていたのだと思います。

新婚初日から始まった義母の束縛、新居の買い物にも毎週末も

結婚生活が始まった瞬間から、地獄が始まりました。

まず、新居の買い物に義母がついてきました。家具も家電も、私が選ぼうとすると「あれこれ口を出す」のではなく、もう完全に決定権を握っているのです。

毎週末は義母の家に行くのが当たり前になり、毎日のように電話がかかってきました。夫は完全に義母の言いなりで、母親に何を言われても逆らわない人でした。私も最初の頃は「夫を生んで育ててくれた人なのだから」「もう家族になったのだから」と、ただ我慢して従っていました。

そのうち、義母の家の家事までさせられるようになりました。別居しているはずなのに、ほとんど義母の家政婦のような扱いです。束縛はどんどん酷くなり、内緒で夫と二人で出かけたことがバレた日には、物凄い剣幕で叱られました。

「どうして私を連れて行かないの?」

新婚夫婦が二人で出かけることに、義母が同行する権利があると本気で信じている人だったのです。

元カノの写真を見せられた日々、夫の妹からの意地悪

夫には妹がいたのですが、彼女からも意地悪をされるようになりました。どうやら、義母も妹も、夫が私と付き合う前に4年付き合っていた元カノのほうが気に入っていたようです。元カノの写真をわざわざ見せられて、「彼女は綺麗だったし、可愛かったし……」と何度も比較されるようになりました。

私との結婚は最初から反対していたものを、夫が押し切って結婚したのだと、後になって知りました。結婚前に夫の父親は亡くなっていたのですが、義父にはとてもよくしてもらった記憶があります。私と義父の関係が悪くなかったことすら、義母には気に入らなかったのかもしれません。

私の両親のことも、ことあるごとに悪く言われるようになりました。実家の親まで巻き込まれて貶められる悲しさは、結婚するまで想像していなかったものでした。

妊娠中に夫が言われていた「いつ別れるの?」、出産後の孤立

妊娠が発覚しても、義母の態度は変わりませんでした。むしろ、妊娠中の夫に対して義母は「いつ別れるの?」と何度も問い詰めていたのだそうです。さすがに私には伝えられなかったようですが、出産後にその事実を聞かされたときの衝撃は、今でも忘れられません。

子供が生まれてからも、義母は孫を可愛がりませんでした。それでも束縛だけは続き、相変わらず毎週末は義母の家に行かされていました。

ある日、ついに私は爆発しました。義母に積もりに積もった不満をぶちまけてしまったのです。両親には心配をかけたくなくて何も話していなかったのですが、爆発した後ですべてを打ち明けました。両親も義母のことは良く思っていなかったので、「とりあえず実家に帰ってこい」と言ってくれました。

しかし、もう子供が生まれていましたし、私は仕事を辞めていて、自分一人で育てていく自信がなかった。半年ほど絶縁状態が続いたものの、結局元のさやに戻りました。今振り返ると、ここで人生の分かれ道を一つ閉じてしまったのだと思います。

子供の受験期に発覚した夫の浮気、それでも別れられなかった理由

それからも義母の態度は変わらず、子供の受験期に夫の浮気が発覚しました。義母だけでなく、夫からもダブルパンチを食らった瞬間です。

本当は、その時に別れておくべきでした。でも、私は専業主婦のままで、子供は受験を控えており、これから学費もかかる時期。離婚したところで、養育費が十分にもらえる保証もない。本当に悩んだ末に、結婚生活をまた続けることに決めました。

経済的な不安が、私の選択肢をどんどん狭めていきました。「我慢すれば子供の将来は守れる」「あと数年我慢すれば落ち着く」——そう自分に言い聞かせて続けた結婚生活が、もう取り返せない年月に変わっていきました。

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やっと見つけた推し活への夫の無理解と、義母の介護問題

子供が大学を卒業し、やっと子育てが終わって、自分の楽しみを考えられるようになりました。その頃、私は人生で初めて「推し」と呼べる存在に出会いました。

ところが、夫は推し活に全く理解がなく、私が推し活に行こうとすると物凄く不機嫌になります。やっと手に入れた自分の時間まで、夫の機嫌取りで奪われていく感覚でした。

そして同じ頃、義母が認知症と健康問題を抱えるようになり、介護問題まで発生しました。夫の言いなりだった結婚生活の延長線上に、今度は義母の介護というタスクが乗ってきたのです。

結婚生活は通常、我慢の連続だと言われます。生まれも育ちも違う他人同士が一緒に住むのだから、互いに我慢や忍耐が必要なのは確かです。でも、義母が横暴なだけでなく、夫からも優しくされた記憶が一度もない、というのは、もう「我慢」のレベルではないと思うのです。

結婚27年を経て今、抱えている諦めと焦り

他所の夫婦が幸せそうに見えるたびに、私は「夫選びで決定的に失敗したのだ」と痛感します。どこの夫婦も、外からは見えない部分で悩みを抱えているのは分かっています。それでも、自分以外の夫婦は皆、何かしら幸せの欠片を持っているように見えるのです。

離婚は何度も考えました。でも、専業主婦が長すぎて経済的にやっていく自信がない。離婚すれば家や財産で揉めるのは目に見えている。そもそも、こちらから「離婚したい」と切り出して夫が応じるかどうかも怪しい。

先行きが短くなっていく今、私は焦りと諦めの中で毎日を過ごしています。もう取り返しのつかない年月、もう作り直せない人生。それでも、息子を授かれたこと、これだけは結婚していて良かったと心から思えます。

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同じ後悔をしてほしくない、安易に結婚しようとしているあなたへ

これから結婚を考えている人、迷っている人に伝えたいのは、ただ一つ。

「結婚は安易にするものではない」、本当にそれだけです。

「お母さんと結婚するわけじゃないから」「相手が良ければ家族はなんとかなる」「結婚すればなんとかなる」——27歳の私は、こうした楽観的な思い込みで一番大きな選択を済ませてしまいました。

婚姻届の紙一枚は、本当に重いです。その重さは、結婚してみないと分からないからこそ、結婚する前に何度でも考え直してほしいのです。

周囲が心配の声をかけてくれているなら、その声に耳を傾けてください。「ご家族は?」「ご両親との関係は?」「ご家族と本当にうまくやっていけそう?」と問われた時、お気楽に「とりあえず」と答えてしまいそうになったら、一度立ち止まってほしい。

私のように、一生をかけて取り返しのつかない後悔を背負う前に。

編集部より

この記事で重いのは、結婚前から義母が「大問題」だと気づいていたのに、「お母さんと結婚するわけじゃない」と判断を先送りし、周囲の心配を「とりあえず」で受け流してしまったことです。結婚は相手だけでなく、その家族との関係まで含めて始まるもの。一度「やはり違った」と気づいても、専業主婦としての年月が長いほど、経済的な足場のなさが離婚という選択肢そのものを消していきます。婚姻届の紙一枚の重さに気づく前に、周囲の心配の声に一度立ち止まることが、長い後悔を防ぐ最も現実的な一歩になります。

困った時の選択肢

【これから結婚を決める方へ/家族まで見極めたい方へ】
「相手が良ければ家族はなんとかなる」——その思い込みは、結婚前ほど見えにくいもの。婚活マッチングではなく、自分の選び方や「うまくいかない原因」に向き合う恋愛・結婚コーチングです。
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そのほか、状況に合わせて選べる窓口もまとめておきます。

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・今のつらさ・気持ちを整理したい
 → 心のAIパートナー【Awarefy】(自己理解・セルフケアアプリ)

・誰かに話して気持ちを整理したい
 → オンラインカウンセリング cotree

公的な窓口としては、よりそいホットライン(0120-279-338・こころや暮らしの悩みを無料で相談できる窓口)が、24時間つながります。

結婚や、相手の家族との関係を見極める考え方をめぐる本も、たくさんあります。気になった一冊を、まず無料で試す方法もあります。
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あとから振り返ると「サインだらけだった」と気づくことは少なくありません。日々の小さな違和感や心の動きを書き留めておくと、渦中にいても一歩引いて見る助けになります。数年分を一冊に重ねられる連用日記は、関係の変化を長い目で振り返りたい人に選ばれています。

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