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20歳の授かり婚から円満離婚した後悔|面会に悩み再婚にも踏み出せない20代男性の話

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「養育費はいらない。あれは、面会させてもらうために貰ってただけだから」

円満に別れたはずの元妻から、再婚の報告と一緒に、そう言われました。

公正証書まで作って、お互い納得して別れたはずなのに。

これは、20歳で授かり婚をして、2年で離婚した自分が、娘との面会をめぐって今も抱えている後悔の話です。

📌 体験者プロフィール

年代・性別:20代男性(体験当時20歳)

関連カテゴリ:結婚・離婚(授かり婚/円満離婚/面会・養育費)

体験形態:実体験ベース

婚姻・離婚:20歳で結婚し、2年で離婚(娘が1人)

体験時期:2010年代後半〜2020年代

※プライバシー保護のため、個人が特定されない範囲で仮名化・一部詳細を変更しています。

17歳で出会って、20歳で親になった

バイト先で知り合った、同い年の彼女でした。自分が17歳のときです。

付き合って、気づけば3年近く。20歳のときに、彼女の妊娠がわかりました。

当時の自分はフリーターで、彼女は大学生。学生と、フリーター。世間から見たら、たぶん「まだ子供みたいなのが子供を作った」ような組み合わせだったと思います。

それでも、二人で話して、産もうと決めました。

若かったし、根拠なんて何もなかったけど。この人となら大丈夫、と本気で思っていたんです。

彼女の親に、猛反対された

問題は、彼女の親でした。

挨拶に行こうとしても、会ってすらもらえない。フリーターの男が、大学まで行かせた娘を妊娠させたわけですから。今思えば、反対されて当然です。

それでも、産む決断は変わりませんでした。彼女は大学を辞めて、実家を追い出される形になって。

行き場をなくした彼女を、自分の実家に迎えることになりました。

関連記事:20歳の授かり婚を後悔|貯金ゼロの夫と2年で離婚し親権も手放した30代女性の話

大学を辞めた彼女と、自分の実家で暮らし始めた

自分の親は、彼女を受け入れてくれました。彼女も、うちの母とはわりとすぐに打ち解けて。

妊娠中の生活は、お金の面ではギリギリでしたけど、それなりに回っていたと思います。

ただ、彼女はあのとき、実の親に家を追い出されているんですよね。

そのことの重さに、自分はちゃんと気づけていなかった気がします。

義母とは打ち解けた。でも義父とは、最後まで

義母とは、時間はかかっても打ち解けられました。

問題は義父です。単身赴任であまり家にいない人で、実の娘である彼女とすら、うまく距離が縮まっていませんでした。

今思えば、ここで一度「あれ?」と立ち止まるべきだったんです。

でも当時の自分は、妊娠している実の娘を放り出した義父に対して、ただ腹を立てているだけでした。お金にも気持ちにも余裕がなくて、そこまで頭が回らなかった。

義父も、単身赴任先から月に何度かは娘の顔を見に来られるようにはなって。表面上は、少しずつ普通になっていったんです。

育児の相談をするたび、真逆の答えが返ってきた

すれ違いが見え始めたのは、子どもが生まれてからでした。

育児で迷ったとき、自分は自分の親に、彼女は彼女の親に相談する。そうすると、だいたい真逆の答えが返ってくるんです。

「そんなの、こうするのが普通だろう」

「いや、うちはこうだった」

どっちの親も、悪気はないんです。

でも、板挟みになった自分たちは、そのたびに喧嘩をしていました。育児の話をしているはずが、いつのまにか、お互いの親の話になっている。

2歳になる前の娘が、自分たちの喧嘩を止めた

決定的だったのは、ある日の喧嘩でした。

まだ2歳になる前の娘が、自分たち二人のあいだに入ってきて。小さな手で、必死に止めようとしたんです。言葉もまだ、ちゃんと話せないのに。

その瞬間、自分と彼女の口から、同時に同じ言葉が出ました。

「離婚」

狙ったわけでも、勢いでもなく。二人同時に、ぽろっと。

たぶん、二人とももう、限界だったんだと思います。

2日後、話し合って離婚を決めた

2日後、あらためて話し合いの場を設けました。頭を冷やしても、答えは同じでした。

離婚しよう、と。

公正証書も作りました。内容は、月に1回の面会と、養育費は原則こちらが払うこと。

揉めることもなく、手続きはすんなり進みました。

不貞があったわけでも、どちらかが一方的に悪かったわけでもない。ただ、合わなかった。それだけの、円満な離婚だったと思っています。

小学校に上がるまでは、月に一度会えていた

娘が小学校に上がるまでは、約束どおり月に1回、会えていました。

公園に行ったり、ごはんを食べたり。短い時間だけど、自分にとってはその1日が、その月の全部みたいなものでした。

小学生になったら、頻度は落ちるだろうな。それは、なんとなく覚悟していたんです。

引っ越しと、元妻の再婚

娘が小学校に上がるタイミングで、元妻が引っ越しました。同じ県内ではあるけど、前より距離ができて。

そして、元妻が再婚しました。

正直、再婚自体は、いつかあることだと思っていました。自分だって、ずっと一人でいてほしいなんて言える立場じゃない。

おめでとう、と思える程度には、割り切れているつもりでした。

「養育費はいらない。会わせるために貰ってただけ」

引っかかったのは、その再婚報告のときの言葉でした。

「養育費はもういらない。あれは、面会させてもらうために貰ってただけだから。でも、娘が会いたいって言ってるうちは、会わせてあげる」

会わせて、あげる。

その言い方に、頭が真っ白になりました。

不貞での離婚なら、まだわかるんです。でも、自分たちは合意の上での円満離婚で。公正証書にも、月1の面会と、養育費は原則払う、とちゃんと書いてある。

それなのに、面会がまるで、お金と引き換えの取り引きだったみたいに言われて。

おかしいと思っても、強く言えない

おかしい、とは思いました。公正証書だってあるんだから、本来なら、ちゃんと言い返していいはずなんです。

でも、言えませんでした。

向こうには再婚相手がいて、そのお腹には新しい子どもがいて。娘も、小学生になって環境がガラッと変わるタイミングで。

ここで自分が強く出て、もし面会が完全になくなったら。

そう考えると、動けないんです。

娘に会えなくなるくらいなら、モヤモヤを飲み込んだほうがまし。そう思ってしまう自分がいて、それがまた、辛い。

養育費は、積み立てて娘に渡すつもりでいる

養育費については、再婚のタイミングで振り込みは止めました。

ただ、払うはずだった額は、毎月自分で積み立てています。娘が成人したときに、まとめて渡すつもりです。

それは、元妻とも話して、納得してもらっています。

せめてそれくらいは、離れて暮らす父親として、残しておきたかった。

あの言葉の裏に、義父と義母の顔が浮かぶ

あの「会わせてあげる」という言葉。ふと、義父と義母の顔が浮かんだんです。

結婚生活のあいだも、育児の相談をするたびに、あの人たちとは意見が真逆で。何かとかみ合わなかった。

もしかしたら、あの発言も、あの人たちの入れ知恵なんじゃないか。そう思うと、よけいに悔しくて。

離婚した直後は、むしろ関係は良かったんです。「結婚っていう肩書きがなくなったら、かえって楽に関われるね」なんて、笑って言い合えるくらいで。

それが、1年、2年と経つうちに、少しずつ悪くなっていった。何がきっかけだったのか、はっきりとはわからないままです。

3年付き合った人と、子どもの話で別れた

離婚してから、一人だけお付き合いした人がいました。3年、付き合いました。

結婚とか、子どもとか、そういう話も出て。結婚については、元妻も再婚しているし、前向きに考えられたんです。

でも、子どものことになると、どうしても前向きになれなかった。離れて暮らしている娘のことを思うと、新しく子どもを持つことに、うまく気持ちがついていかなくて。

結局、別れました。

あのとき、順番が違っていたら

今でも思うのは、順番のことです。

その彼女と結婚の話が出たとき、元妻はまだ再婚していませんでした。別れたあとになって、元妻の再婚の報告が来た。

もし逆だったら。元妻の再婚を知ってから、彼女との結婚を考えられていたら。

少しは、答えが違っていたのかもしれません。今さら考えても、仕方のないことですけど。

別れたあとも、しばらくは友達だった

別れてからも、2年くらいは連絡を取っていました。たまに会って、遊んで。

やましいことは何もなく、ただの仲のいい友達として。

未練は、正直、ものすごくありました。でも、その先にまた子どもの話がついてくると思うと、踏み込めなくて。

今はもう、連絡も取っていません。

気づけば28歳、独りが心地よくなっていく

気づけば、今年で28歳になります。もう3年、独りです。

「相手も再婚したんだし、自分の幸せも大切にしたら?」

そう言ってくれる人もいます。

でも、どうしても罪悪感みたいなものが出てきて、踏み込めない。自分には離れて暮らす娘がいるのに、新しい相手に「子どもはいらない」なんて、言えるわけがない。

かといって、自分のわがままを通していいなら、本当は再婚したい気持ちも、あるんです。

マッチングアプリも、何度か登録しては、やめて。その繰り返しで、特に進展のないまま毎日が過ぎていきます。

怖いのは、独りの生活がどんどん安定してきていることです。楽なぶん、彼女とか結婚とか、そういうものから静かに遠ざかっていく気がして。

結婚は、家族と結婚することだと思う

これから結婚を考えている人に、ひとつだけ言いたいことがあります。

結婚は、二人だけの話じゃない。よく言われることですけど、「結婚は、家族と結婚すること」なんだと、今は本当にそう思います。

自分は授かり婚だったので、相手の家庭をちゃんと見ないまま、結婚に入ってしまいました。

人間だから、全員と気が合うわけじゃない。自分の親と、結婚相手が合わないことだってある。

知り合いに、「義母とは縁を切ること」を条件に結婚した人がいますが、それも場合によってはアリなのかもしれない、と今は思えます。

結婚は二人でするものだけど、どうしても家族が関わってくる。その見極めが、夫婦がうまくいくかどうかの、けっこう大事なところなんじゃないかと思うんです。

それでも、結婚したことは後悔していない

最後に、ひとつだけ。

元妻と結婚したこと自体は、後悔していません。大好きだったし、娘のことは、今も大好きです。

うまくいかなくなってしまった今が、ただただ悔しい。でも、それも仕方のないことなのかな、と。

そう思えるようになるまでに、ずいぶん時間がかかりました。

もう一度、誰かと家族になることを考えている人へ

公正証書に「月1回の面会」と書いてあっても、離れて暮らす子どもとの時間は、結局は相手との関係の上に成り立ってしまう。この話のいちばん苦しいところは、たぶんそこです。

円満に別れたはずが、数年でこじれてしまうこともある。

だからこそ、もし次に誰かと歩むなら、相手そのものだけでなく、その価値観や家族まで含めて、焦らず見極めていけたらと思います。

困った時の選択肢

【次こそ、相手をじっくり見極めたい方へ】

一度こういう後悔をすると、次の一歩がなかなか踏み出せなくなります。

相手の価値観や、その先にある家族のことまで含めて、焦らず整理してから進みたい。そんなとき、一度じっくり話を聞いてもらえる無料のカウンセリングもあります。

 → 結婚相手選びの軸を整理する|ラポールアンカーの無料カウンセリング

そのほか、状況に合わせて選べる窓口もまとめておきます。

・結婚に前向きになれない自分を、まず見つめ直したい

 → parcy’sの無料恋愛・結婚診断

・まず自分の気持ちの整理・自己理解から始めたい

 → 心のAIパートナー【Awarefy】(自己理解・セルフケアアプリ)

・誰かに話して、気持ちを整理したい

 → オンラインカウンセリング cotree

公的な窓口としては、面会交流や養育費など離婚後の取り決めについては法テラス、気持ちがつらいときはよりそいホットラインが、無料で相談に乗ってくれます。

離婚や再婚、子どもとの関係に迷うとき、同じような立場の人の言葉に助けられることもあります。気になった一冊を、まず無料で試す方法もあります。

・読んでみる

 → Kindle Unlimited(30日間無料体験)

・聴いてみる

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その日の気持ちや、娘に会えた日のことを書き留めておく5年連用日記を使う人もいます。何年か経って読み返すと、揺れていた自分の気持ちが、少し整理されることもあります。

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